ブログ0624

文化 ≪ うちわ … 芸舞妓さんの夏のご挨拶 ≫

おおきに、ミャーコどす。

夏至もすぎて、本格的な京都の夏がはじまろうとしてます。
この時期になりますと、花街界隈のお料理屋さんはじめ、ようけのお店の壁には、芸妓さんや舞妓さんのお名前のはいった団扇が飾られてんのみかけはりまっしゃろ?

こちらの団扇、お名前の書かれてへん方には、自分のお家やお世話になってはる置屋さんの家紋がはいってんのどす。
舞妓さんやったら、その舞妓さんの締めたはるだらりの帯に入ってます家紋と一緒ということになります。

夏のご挨拶、皆さんがださはる暑中見舞いみたいな意味合いと、団扇としてつこうてくれはったり、店先で飾ってくれはるということで名前を覚えてもらう、なんかのときにはよんでおくれやす、みたいな意味合いもあると聞きました。

ずらっとこちらの団扇が並んでるだけで、涼しげな中にも華やかさも醸し出されて、飾らはるお店にとってもよろしおすなぁ。

こちらの団扇どすけど、書かれているお名前には街によって決まりごとがあるんどす。このお写真は、ひとつの街だけやのうて五花街の芸舞妓さんの団扇が飾られてます。

お名前の右横に書かれる文字、ちょっとみておくれやす。

上七軒さんや先斗町さんは、街の名前が書かれてます。
宮川町さんは、置屋さんのお名前どす。
祇園東さんと祇園甲部も、置屋さんのお名前が書かれてます。

そやけど祇園甲部の芸妓さんの団扇には、置屋さんのお名前ではない普通の名字が書かれてる方もいはります。この団扇は、以前お話さしてもらいました「 自前芸妓 」さんなんどす。

芸妓さんでも、まだ置屋さんにお世話になったはるうちは置屋さんのお名前、年季があけて自前さんにならはったら芸妓さんご自身の本名の名字が書かれてるんどす。

この夏、団扇を飾ったはんのみかけはることおありどしたら、気ぃとめてみておくれやす。ちょっと、花街通にならはった気分になりまっしゃろ…

どうぞ、よろしゅうに。

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