ブログ01082015

文化 ≪ 稲穂にとまる白鳩 ≫

おおきに、ミャーコどす。
今年もどうぞよろしゅうおたのもうします。

新年早々、松の内の15日までの芸舞妓さん方の髪には、稲穂の簪が挿されています。こちら、たわわにしなる稲穂の根元には、一羽の白鳩がお行儀よろしゅうとまっていはるんどす。

こちらの白鳩は、新年早々は眼が書かれてません。のっぺらぼうさんどすけど、いつの間にやら、芸舞妓さん方の白鳩さんには眼が描かれ、それぞれの愛らしい表情を振りまくようにならはるんどす。

この眼入れ、長い歴史の中にはいろんな説もあるんどすけど、好いたはるお人に書いてもらわはると願いがかなうというロマンチックな説が代々語りづがれてます。

芸舞妓さん方、あのお人に入れてもらおう…と密かに思ったはることも多いんどすけど、中には、いたずら好きのいけずなお客様もいらっしゃるんどすえ。

頼んでもいいひんのに、『 ○○ちゃん、入れたげよ。』とわざと書いたげようというお人もいはったり、『 これでどうや(笑)?』なんて、白鳩を真っ黒に塗ってカラスにしてしまわはるお人やら、これもひとつの新年のお楽しみになっている風も無きにしも非ずどして…。

芸舞妓さん方もお座敷で一喜一憂しながらも、実はいくつもの簪を持ったはったりと…(笑)そして、好いたはるお人に書いてもらわはった簪は大事にしもたはったりと…

花街の芸舞妓さん方がちらっとみせはる女心…
新年、新たなスタート、今年もあんじょうきばっておくれやす…

どうぞ、よろしゅうに。

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