ブログ02082015

祭事 ≪ 節分に おばけ? ≫

おおきに、ミャーコどす。

2月4日立春には、年が明けるといわれてますさかいに、その前夜は、年越しそばを食べはるとこもあるようどす。京都でも、様々なところでの節分行事の際に、露店で年越しそば屋さんを見かけることもあります。

この暦の上での大晦日のようなお節分には、次の日から年が明けて恵方が変わりますさかい、神さまのお引越しをされる日ともとらえられ、神さまがバタバタと忙しい日を狙って、鬼たちが街中で大暴れするとの一説もあるんどす。

その鬼たちから身を守るために、街のおなごさん方は、普段とは違う身なりでこの日を過ごさはった… 
また、普段は近寄れへん花街の綺麗どころへも、この日なら悪さできると近づいてくる鬼たちに、いつもの綺麗な身なりとは違う格好で混乱させて退散させはる意図もあり… 

そやけど、なんで? それを『おばけ』といわはるんどっしゃろ?

今も残る花街のおばけさん方は、いろいろなお衣裳着はって、仮装してお客様方を楽しませてくりゃはるお姿もようみかけますけど、街のおなごさんなどは、そんなお金をかけたりもできはらしませんどした。着るものもそない持ったはらしまへんさかいに、唯一、いつもと違う身なりにできることといえば、ご自分の地毛で結う髪型。

普段は若い年相応の結い髪を、この日ばかりは既婚者の結い髪に… 既婚者の人は、この日ばかりは若い娘さんの髪型に… 結い方を変えるのには、そないお金も関係あらしまへんし。そやさかいに、今も残る『おばけ』の風習は、

『お化髪』 が由来やともいわれてます。

今の花街の『おばけ』の格好してお座敷をまわることが許されたはるのは芸妓さんだけの花街もありますけど、普段と違う結い髪したはる舞妓さん方を見かけることはようあります。こちらのお写真も、小さい枠が普段のおふくとよばれる結い髪どす。違いますやろ?
これも立派な『お化髪』なんどすなぁ…

諸説いろいろありますさかいに、一概には言えまへんけど、
伝統を守り流派を守ってのお座敷で、一年の内に二夜だけ許される、『花街のおばけ』の出し物… これも受け継いでいってほしい花街の行事どす。

どうぞ、よろしゅうに。

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