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体験 井上流初寄り…祇園甲部

今日もよこやまさんの体験レポート。
井上流の初寄りに行ってこられたそうです。

井上流についてはこのブログでも
何度か名前が出たことがありますね。

ご存じない方は、Wikipediaのリンクを貼っておいたので
予習してからご覧くださいまし。

井上流

では、どうぞ。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

1月13日に祇園甲部では井上流初寄りが行われました。
京舞井上流の門下生が一同に集まり、新年のご挨拶をして、お家元とお杯を交わされるのです。

ですので、芸舞妓さんに限らずに小さなお弟子さんから90歳を超えるお弟子さんまでが
井上八千代さん宅にご挨拶に行かれます。

そして、お家元のお宅では、お雑煮がふるまわれる習わしです。
そのときにお手伝いされるのが、井上流の名取りさん方。

名取りになられると、椿の紋付きに井菱の帯という、
井上流の揃いのお着物を着られ、それはそれは…粋な装いです。

以前に、当日の様子をお知り合いのお弟子さんにお聞きしていて、
一つ意外だったことは、お家元でいただくお雑煮はすまし雑煮だということです。
京都は、白味噌に丸餅が定番なものですから。

当日の芸舞妓さんの様子をお話しますと…
お着物は色紋付きを着られます。黒紋付きに次ぐ正装です。

そして、普段はまだ表舞台にでることのない仕込みちゃん達ですが、
この日ばかりは、仕込みちゃん達もお姉さん方の後ろに並んで、
ご挨拶に行かれるのです。

仕込ちゃん達も、毎日、舞のお稽古に励んでおられる、
立派な井上流の門下生なのですよね。

ただ、この日は、喉をやけどする思いの仕込ちゃんも多いとか…!?

問題は、お雑煮なんですって!お姉さん方がよそってもらってから、仕込ちゃんの番がまわってきます。
でも、自分たちが食べ終わるのが遅く、お姉さん方を待たせるわけにはいきません。

熱いのも我慢して、一気にお雑煮を食べ、
お姉さん方に遅れないように必死なのだそうです(笑)

みんな、通ってきた道… きっと、来年は、そんな仕込ちゃんを懐かしく見つめる
新米舞妓ちゃんになっているのでしょうね。

最後に…
この日の祇園甲部は、小春日和に恵まれ、
始業式などに比べると、カメラマンの方の人数も少なくこれぞ、花街の行事!という光景でした。

カメラマンいっぱいの殺伐とした雰囲気ではない、
穏やかな雰囲気をおすそわけ…

伝統と現代がミスマッチなようで融合している、
花街とは不思議な空間でもあるのですね。

京都案内処~舞妓倶楽部 Official Blog~-初寄り1

京都案内処~舞妓倶楽部 Official Blog~-初寄り2

京都案内処~舞妓倶楽部 Official Blog~-初寄り3

京都案内処~舞妓倶楽部 Official Blog~-初寄り4

芸妓さんを先頭に、舞妓さん、仕込ちゃんと…
置屋さんごとに歩かれる光景に、まさに、ファミリーといった温かさを感じることが出来ました!

京都案内処~舞妓倶楽部 Official Blog~-初寄り5

京都案内処~舞妓倶楽部 Official Blog~-初寄り6

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

芸妓さん、舞妓さん方がお綺麗で、実に眼福ですなあ。

うむ。
そして、伝統ある世界だからこそ、下の者が上の人に対して失礼にならないようにという意識はより強くあるんのですね。

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